バンコク【ME THAI COFFEE】アカ族料理を食べよう!

こんにちは!ゆるく気ままなタイブログ、ゆるゆるるです。

今回は、バンコクでタイの山岳民族アカ族の料理が食べられるカフェをご紹介します。

本来は山奥まで行かないと食べられないアカ族料理。バンコク在住の方は必見ですよー!

アカ族とは?

タイの山岳民族は10ほどいると言われていますが、その中の一つにアカ族があります。山岳民族はそれぞれルーツや文化が異なります。

アカ族は主にチェンライの山に住んでいて農作業をしながら暮らしています。

私はSoiryというお店で山岳民族の商品を扱っていて、彼らの文化と手仕事を知るためにたびたびアカ族の村に訪れています。

村で食べたアカ族のご飯がおいしくていつも食べたいなと思っても、街中で山岳民族のごはん屋さんはなかなかありません。ある日バンコクで発見してしまいました!これは行かねば~!とバンコク在住の友人と共に行ってきました。

場所

トンロー駅から南へSoi36(路地36番)沿いです。

ホテルからお店までバイタクで行ったので駅から歩いていませんが、ちょっと距離はありそうです。

外観

道沿いに、ちょっとしたコミュニティスペースみたいな場所があって、お店が並んでいました。

きっとバイクや車に乗っていたらすっ飛ばしてしまいそうな感じです。

でも中に入るとこんな素朴なかわいらしい外観が!

看板もかわいい!ダイヤの模様はアカ族の手刺繍を表現したものです。(すぐ目に入ってしまうのは職業病ですわ笑)

店内

店内はカウンター席とテーブル席がいくつか。カフェなのでドリンク利用の人が多い印象でした。

壁には村の写真やコーヒーが飾ってあります。

アカ族の住んでいるチェンライは今やタイのコーヒー生産地として有名になりました。

コーヒーに適した土壌のためここ数年はコーヒー生産に力を入れていて、コーヒーのレベルも上がってきています。

メニュー

ドリンクメニュー

コーヒー豆はドイチャーン(山の名前)産だそうです。スクンビットの街中よりは良心的な価格ですね。

フードメニュー

アカ族料理だけではなく、北タイ料理もありました。

ワンプレートものもあって一人でも利用しやすそう!

こちらがアカ族料理

アカ族は、こんな感じでたくさんのおかずをみんなで囲ってシェアして食べています。

そのためセットメニューになっていますが、野菜はチェンライの山から届けてもらっているためその時にある食材で調理してくれるそうです。

今回は3人で行って、アカ族セット2を注文しました。

上から時計周りに、にらの根っこ炒め、スープ、ラープ、山から届いた生野菜、豚肉、真ん中の赤いのはナンプリックオーン(トマトディップ)

写真を撮っていたら、気を利かせたオーナーさんがアカ族刺繍の布を持ってきてくれました!

布ものはテーブルインテリアに映えますねえ~

お味はというと、これこれ~!おいしい!村で食べたものが都会のバンコクでも食べることができて感動です。ナンプリックはちょいと辛いので、辛くしないで(マイぺッ)と言ったほうがいいかも。

アカ族料理の特徴は、野菜もりもりなことです。タイ料理もおいしいけど、味つけが辛い酸っぱい甘いとちょっと忙しくて、野菜も不足しがち。今までいろんな山岳民族の村に行ってそれぞれのご飯を食べてきたけど、アカ族はダントツでおいしくて日本人の口にも合います。

あとは、レンゲとおはしと使うのもアカ族の文化

タイ料理はスプーンとフォークを使うので、アカ族のほうがなんだか日本に近いよね?とアカ族の子と話したのを思い出しました。

コーヒーもお忘れなく!

ME THAI COFFEEアイス(100バーツ)456円

ドイチャーン産の濃いめのエスプレッソとミルクの相性が◎

オーナーさん

ドイチャーン村出身のオーナーさんがアカ族の村のことや料理について詳しく話してくれました。

アカ族のコーヒー繋がりの共通の仲間もいて盛り上がりました。

コーヒー生産地だからこそできる、Farm to cup (農園からカップ一杯のコーヒーまで)一貫してできるのはタイの強味です。

shop

カフェの隣のスペースはショップになっていました!

アカ族の伝統的な手刺繍の布

キーホルダーやかごなども手作りでかわいい!

ナチュラルな素材の洋服も。暑い日にピッタリ!

バッグや帽子などもかわいい!

バンコクはショッピングセンターで溢れていますが、実は山岳民族や手作りものってあんまり販売していません。このお店に来たらアカ族料理と共に買い物も楽しめますよ!

ランプもかごを活かしていて、なんだかここは北タイみたい。いい意味でバンコクらしさがないです。

まとめ

タイの山岳民族、アカ族料理が食べられる貴重なお店

今まで山奥の村まで行かないと食べられないと思っていたものが大都会のバンコクでも食べられるなんて感動です。さらにはグラブフード(バイク配達)もやってるみたいなので、バンコク在住であればバイクで家まで届けてくれますよ!令和すぎてびっくりー!

タイ在住者やタイ旅行でもなかなかアカ族の村まで行く機会はないと思います。

アカ族の食文化に興味がある方はぜひ行ってみてくださいね!

お店情報

住所67 Sukhumvit 36, Khwaeng Phra Khanong, Prakanong, Bangkok 10110
TEL+66821542645(66はタイの国番号)
休日
時間7:30~19:00
Web