こんにちは!ゆるくきままなタイブログゆるゆるるです。
今回は、日本でも上映されて話題になったタイ映画『おばあちゃんと僕の約束』のロケ地に行ってきたので現地での様子をお届けします。
バンコクでも昔ながらの街並みにほっこりしますよ。
場所
バンコク市内から南西、トンブリー地区にある国鉄駅のタラートプルー駅
この駅周辺に昔ながらのお店や住宅が並んでいます。
行き方
バンコク市内から繋がるBTSタラートプルー駅からも歩けるうようですが1キロ以上はありそうです。
そこでGrab(配車タクシーアプリ)で調べたところ、電車の値段とバイクタクシーの値段があまり変わらず、バイクのほうが早くて歩く必要がないので迷わずバイクにしました。(タイにいるとバイクが楽すぎて歩きたくなくなる笑)
今回はシーロム地区から出発したのですが、チャオプラヤー川を渡ってまで長距離をバイクタクシーに乗るのは初めてでした。道路をひたすら一直線、日曜日だったこともあり渋滞もないのでバイクのおじさんは猛スピード!!
なんとスクーター115CCの小さなバイクを二人乗りで60キロ出していました笑
私はいつもチェンマイにいるときは自分でバイクを運転するので、バイクに乗ること自体は好きなのですが、115㏄の後ろってちょこっと座るぐらいなんですよね。それが60キロも出しちゃって手を掴むのはバイクのお尻のところしかなくて自分の体幹との戦いです。
バイクを自分で運転するほうがよっぽどバランスがとれるよお~
おじさん!!後ろに人載せてるよー!一応タクシーだよー!と何度叫びそうになったことか。あ~楽しかった。(こうゆうの楽しんじゃうタイプ)
ヘルメットも貸してくれたけどぶっ飛びそうになりました。そんなジェットコースターのような猛スピードであっという間にタラートプルー駅に到着です。
※タイのバイクタクシーは運転手によっては結構荒いので自己判断でご利用ください。
駅の様子

バンコク市内から数十分離れただけでこのローカル感

電車が来るタイミングが合えばこんな近くで見られます!

電車の本数が少ないので線路内も歩けますよー!(近くのおばちゃんが写真撮ってくれた。コップンカ!)

こちらが駅のチケット売り場と時刻表
1時間に1本ぐらい。右側に次に出発する時刻が表示されています。

電車出発時間が近くないと人は全くいませんでした。

線路沿いにはごはん屋さんが並んでいます。線路との距離感が近すぎてたまりませんね~

ちょうどお昼時ということもあって地元の人で賑わっていました。

ヌードル屋さんでお昼ご飯
お店のおばちゃんと暑いねえなんて言いながら頬張りました。運が良ければご飯を食べながら横目に通る電車が見られるかも?!

店内はごちゃごちゃカラフルだけどなんだかまとまっている!センスよき◎

駄菓子屋さんはまるで昔にタイムスリップしたような。

駅の端っこから見た様子。映画のロケ地とはいっても観光客は全くいませんでした。
街歩き
駅周辺をぶらぶらしたのでご紹介します。
マーケット

こちらは新しくできたマーケットでとってもきれい!食べ物がずらーっと並んでいたのでここでごはんを食べるのもよさそう!


席も充実していました。
カフェ

印刷工場をリノベしたカフェ
素敵なカフェだったので、ここは別の記事でまたアップします。
カフェ周辺も古き良き街並み

空き家だったんだけど、私住んでいいですかね?



タイの扉はグリーン率高め
古い街並みが好きな人は歩いているだけで楽しいはず。
駅に戻り、線路反対側へ
お寺

この辺りは華僑の人が多く中国のお寺がありました。

小さな路地にもお店が並んでいます。
この辺り

ガーフェーボーラン(昔ながらのコーヒー)を買いました。
バンコクにもまだあった、袋から直接飲むタイプ!!
これがすんごい量なのでお腹タプタプです。リアカーの横にはいろんなお店共有のテーブルがあったので少し座らせてもらいました。まるで昔のタイに来たような雰囲気を味わいました。

このヌードルやさんもレトロかわいい!そして安い!35バーツはバンコク市内の約半額です。

途中で川が流れていたり

急に金物屋さんが現れたり(これ売り物)

でもすぐそばには高層マンションがあって、ここだけ時が昔のままのような。
街歩きが楽しいエリアです。
タラートプルーからウォンウェンヤイ駅へ
さてさて、駅に戻り電車に乗ってみました。と言っても隣駅のウォンウェンヤイ駅(バンコク市内方面)まで1駅3分
なんとお値段3バーツです。


1駅だけなんて私以外に乗る人いるのかね?と思っていたらタイ人もたくさんいました!地元の人の足になっているようです。

座席はちょっとお堅めだけど1駅ならOK!窓側に座るのがおすすめです。

ぶれぶれですが、こんな感じで人々の生活を覗けます(近すぎ!)
わ~楽しい!なんて思っていたらあっという間に到着。なんてったって3分しかないのです。

隣駅、終点のウォンウェンヤイ駅に到着しました。

たくさんの人が乗っていました。

こんな感じのレトロ電車です。
ちなみにこんなに写真を撮って興奮しているのは私だけでした笑
電車を降りて、駅構内のネイル屋さんに寄ってお店の人と話したら、毎日電車を見てるからもう飽きちゃったよ~と話していました。タイ人にとっては日常のようですね。
まとめ
映画『おばあちゃんと僕』を日本で見て号泣し、バンコクに行く機会があったのでついでに行ってみた程度だったのですが、今回のバンコクで一番よかったです!
もちろん人によって感じ方は違うと思いますが、私はバンコク市内の人の多さと高いビルばかりで疲れてしまうタイプなので、バンコクにもこんなにローカルな街がまだあるんだー!と遠足気分でした。
映画でも街並みは見たし、誰かのインスタでもちょっと下調べさせてもらったけどやっぱり自分の目で見るのが一番です。
タイ北部の山岳民族の村にもよく行くのですが、そことはまた違った昔ながらの生活がありました。
何事も行ってみなければわからないですね。
バンコクリピーターさんやバンコクにお住まいの方はぜひ1度は行ってみてください!
※冒頭でさんざんバイクが危なかったよ、という話をしましたが懲りずに帰りもGrabタクシー二人乗りで帰りました。やっぱり猛スピードでした笑